2010年5月31日月曜日

ベトナム& ラオス旅行3  カオスでドキドキ


いよいよ、旅行当日。

久しぶりの海外、しかもひとり旅ということなので、けっこう緊張。目覚ましより1時間も早く目をさまし、用意万端。

いつもと違う緊張感におろおろしている愛犬に「ごめんね、ごめんね、留守番よろしく」とつぶやきながら、タクシーで渋谷。渋谷からは成田エキスプレスで成田へと向かう。

ベトナム航空のカウンターで、乗り継ぎの件を伝え、ちょっと大きめの荷物を機内持ち込みにしてもらい、席も前の方にとってもらう。と、ここまでは、前のめり気味に順調。

が、超過密空港、成田だ。飛行機は前のめりには離陸できない。滑走路に並ぶ、長い長い離陸待ちの列。出発から離陸までに40分ぐらいかかったのではないか。

と、いうわけで、ハノイ着も20分遅れ。果たして、無事国内線にチェックインできるのか?

初めてのハノイ・ノイバイ空港。国際線の到着は1階。そして、国内線のチェックインカウンターは2階に上がって、右側のはず。ここまではネットで調べてあった。カートを引きずりながらいざ2階へ。えっ、何これ!

チェックインカウンターが並んではいるものの、ロープで広く囲まれていて入り口は遙か遠く。それもどういう区切りで、どこから入っていいのかさっぱりわからない。チェックインカウンターの便名表示が遠すぎて、さっぱり見えないのだ。ようやく入り口らしいロープの切れ目をみつけたものの、付近は目的不明の大量の人だかり。やっぱり、どの切れ目が目的の入り口なのかわからない。

ロープの外には係員ゼロ。いるのは目的不明のわいわいわいわい賑やかな中国やベトナムの人ばかり。早くもミニパニックに陥りそう。

しかも暑い! 今日のハノイは37℃。空港内も蒸し蒸しで、もはや私は汗まみれ。

そこで思い出したのが、私の趣味はバードウォッチングだということ。そうだ、双眼鏡!

というわけで、ハノイ空港内で双眼鏡を取り出し、チェックインカウンターを探していた、笑えるおばさんは、私です。

多分、慣れている人にはなんていうこともないことなんだろう。よくよくみれば、どこかに表示があるのかもしれない。

日本でなら、なんということないこんなことが、自力で海外、となると結構大変ということをさっそく思い知らされた。

ああ、双眼鏡があってよかった〜