2008年12月26日金曜日

ブランドバッグ、激減

ブランドバッグを持っている人が少なくなった。
渋谷では、激減といっていいくらいだ。

特に、ルイ・ヴィトン、プラダといった、誰が見ても一目でわかるようなバッグが減った。

あ、ブランド、と思えば、お洒落して街に出てきた40代〜60代。
私がよく乗る中央線特急「あずさ」の上りなどでも、かなりの確率で見かけるから、
地方在住の女性が、都心に出てくる際には、やはり欠かせないアイテムのようにも見える。

で、今渋谷の女性が持っているバッグといえば、大きめでファッショナブルなショルダータイプ。
メタリックや、明るいカラー、パテント、ボヘミアン調など、
それひとつで、トレンド感が演出できるものが多い。1万円以下でも十分買える。

どうも、高いブランドを持つのは、おばさんくさくてカッコ悪!
という流れが出てきたような・・・・・

でも、これって今までもヨーロッパでは普通のことだったわけだから、
ある意味ノーマルになってきたのかもしれない。

いろいろな業界情報を総合すると、2009年の春夏もこの流れはどんどん強くなりそうだ。

手の込んだエスニック調のバッグや、メタリック(特に赤みの強いコッパー)
などが注目アイテムになりそう。

値段が手頃なだけに、何個買ってしまうか、自分が怖い。


2008年12月23日火曜日

おもしろかった本 きのう何食べた? 2 よしながふみさん


日々、仕事はとっとと切り上げて、帰路立ち寄るスーパーでは食品の底値を厳しくチェック。
超お買い得の食品を賢く組み合わせて、手際よく、バランスのとれた夕食が完成。
と、そこへタイミングよく帰宅する「彼」は、「おいしそうにご飯を食べる天才」
しかし、ほめられた主人公は、ほとんど表情も変えず早くも、冷蔵庫に残った食材で翌日のメニューを熟考中・・・
というようなお話が、毎回毎回続きます。
あまりにもおいしそうなメニューなので、もう、読んでるとお腹がすいてすいて。

ただし、このカップルは、弁護士&美容師のゲイカップル。
これが男女のカップルなら、なぜ「彼」は食うだけなのか!とか
主人公は「弁護士」という職業のスキルをもっと磨け! など
いろいろフェミなつっこみを入れたくなるところですが
なぜか同性カップルとなると、二人のバランスのとれた関係が
際立ってしまうんですね。
さすが、よしながさん!

でも、なんとなく・・・
よしながさんって、「何が幸せ」かということはとてもよくわかっているのに
自分自身はそこにとどまることができない「生きづらさ」のようなものを
抱えていらっしゃるような気がしてなりません。
だから主人公はゲイなのかな。
と、勝手な感想でした。


ユニクロ一人勝ち・それでいいのか? その2

17歳になる息子が、ジーンズが破れて着るものがない、というので
一緒に渋谷に出かけた。
ウキウキ〜

といっても、今からデザイナー系の
高価なジーンズなど好きになられても困る。

まずはいつものGAPで下見。大体9800円くらい。
デザインも、種類も妥当。


続いて隣にあるユニクロへ。
1枚3,990円。しかも2枚で1,000円引き。

GAPと比べて、微妙に、シルエットがあか抜けないし、
素材感も・・・・・

息子「GAPの半額以下だけど、どこが違うかわかんない。かっこいいし、これでいい」

私 「でも〜 女の子が見たとき、ユニクロじゃちょっとかっこ悪くない? やっぱりリーバイスとか、せめてGAPとか」

息子「僕はそんな子と言う女の子嫌いだ。 ユニクロはいていたら、その子の本質がわかって
   かえっていいかもね」

私  「・・・・・・・・・・」


で、結局3件目のRight -onで、4,800円にプライスダウンのリーバイスを
無理矢理買わせていただきました。
要するに、母がミーハーなんです。

ファッションの好きな若い人がよく買うブランドが「ユニクロ」という時代。
(2008年 6月27日 繊研新聞がファッション好きの若者が集まるファッションスクールの09年春卒業予定者に行ったアンケートによる)

要は、コーディネート力と、本人のスタイルということか。

彼らから見た、ブランド好き中年って、
かなりかっこ悪いでしょうね。


2008年12月9日火曜日

ユニクロ一人勝ち・それでいいのか? その1



12月もそろそろ中旬というのに、都心のマンションの一室では未だ室温25℃前後。
とても、セーターなんか着る気ににはなれない。

今自分が着ているものといえば
ユニクロのヒートテック・タートルTシャツ&ヒートテック・スキニージーンズのみ。
上下合わせて、計¥4.990。

考えてみるとこの2週間以上、ほとんどこんな感じ。
だって、十分あったかいし、、着心地いいし、
一応誰が訪ねてきても慌てないし・・・

って、曲がりなりにも、ファッション関係のコピー書きを生業とする者として
これでいいのか?

みんながこんなシンプル&お買い得スタイルになっちゃったら
自分がさんざん苦労してコピーを書いた、
某カタログの
ニットチュニックやロングカーディガンがあまり売れないかもしれないじゃないか。



ユニクロの機能性衣類が売れに売れているそうだ。
確かに、渋谷のショップをのぞいてみるといつもレジ前に列ができている。
ネットショップをのぞいてみたら、ほとんど売り切れ。

この業界に20年以上住みついてきた者として、
なにか大きな潮目の変化を感じる。

どうなるのか? これからの大人リアル・クローズ。


本日のまかない飯
ひよこ豆とエリンギその他の豆乳コーンスープ・胚芽パン・りんご