2010年4月17日土曜日

雪! オールシーズン服化

なんと雪!

このところ機能性インナーの普及や、ダウンコートの定番化などが進んだせいで、
それ以外の衣類はオールシーズン着られそうなものが増えている。
真冬しか着られないニットなどが敬遠されて、レイヤードしやすく、ほとんど1年中着られる服ばかり売れている。ジャージー素材のチュニックとか。
冬は下に保温性の高い(ヒートテックなど)タートルでも着ればいいんだから。

で、一年中チュニックを着た奥様を、チュニッカーズ、と呼ぶのだそうだ。










2010年4月16日金曜日

春夏物が売れない!

寒い。

街では春ブーツ又は延長戦を戦う、くたびれ気味のブーツをよく見る。

暑がりの私も4月に入って3度、ヒートテックを着た。

仕事場の相棒は、寒がりなのでカイロを貼り、
同じく寒がりの愛犬は、彼女の足温器を奪い取ろうとしている。


今、真夏のバカンスモノのコピーを書いているけど、
気分が全く上がらない。
本当に、夏って来るんですか?

春夏モノ、売れないですよね。
また、コピーが悪い、っていわれちゃうんだろうな・・・・

がんばれ、太平洋高気圧!

2010年4月15日木曜日

円形脱毛症

生まれて初めて、円形脱毛症ができた。美容師さんに指摘されてびっくり!
目(免許の更新ぎりぎり、というかおまけ)も、鼻(アレルギー性鼻炎)も、歯も悪い私だが、
髪だけは、ふさふさ、白髪ほとんどナシが自慢だったのに・・・
500円玉級が2個もできてしまった。
これ以上広がらないことを祈るのみ。

考えてみると、放浪癖のある自分が1年以上旅行もしていない。もう、ほんとに働き通し。

もちろん、この仕事は好きだし、忙しいのはありがたいことだけど、
ふと気がつけば、かなり愚痴が増えている。

昨日、若い男性のディレクターさんに
「このごろ、ずっとつらそうですよ」
と、指摘されてしまいかなりのショックだった。

今は、
めいっぱい働かないと、生活がなりたたない。
でも、本体が壊れてしまっては
もっと成り立たない。

今の仕事を仕上げたら、ちょっと旅に出よう。





2010年4月13日火曜日

ナチュかわ

 キビタキ、オオルリ。スター級の夏鳥たちが日本に到着するのは大体ゴールデンウィーク頃だ。今、四月の上旬にはそわそわ旅立ちの準備を始めているのだろうか。それとも、少しずつ移動を始めているのだろうか。

 先週は息子の大学の入学式だった。人間の方も、新しい旅が始まった。何百人もの新入生たちが、新しい友人を作ろうとドキドキしながら挨拶を交わしている姿は見ていてもほほえましい。

 男子はほぼ全員が黒のスーツ。いつの間にか、これが暗黙のルールになったらしい。何しろ就職難だから、リクルートスーツがすぐに必要になるし、今は就活と言えば「黒」が常識なんだそうだ。

 さて、この数百人の群れ、本当になんだかよく似たタイプの集団だ。もちろん、それぞれが自分に合わせた大学を選ぶわけだから当然と言えば当然だけど。一言でいって、ザ・草食。とんがり靴を履きそうな肉食系は少数派と見た。これでは撒き餌でもしなくちゃ罠にもかからないだろう。

 

 一方、女子は多少デザイン面でバリエーションがあるが、やはり黒一色。黒のビジネスバッグも揃え、その足で就活に出かけられそうだ。 

 私は職業上毎月かなりの量のファッション誌に目を通すのだが、このところ、赤文字系、の「モテ」を追求した雑誌の勢いがめっきり落ちてきた。広告が入らずかなり薄くなっている。いわゆるエビちゃん系の、モテを追求したファッションの女子が激減中だ。たまに見かけても、なんだかうらびれて見える。

 変わって大増加中なのが、リラかわ、ナチュかわ系だ。綿や麻素材のボディラインを隠すシルエット。うすぼんやりした色彩。せっかくミニをはいても、スパッツやデニムで脚を隠してしまう。なぜ? 不況だし、専業主婦指向は強まっているし、もっと男性受けするファッションで、エリートを捕まえたいはずなのに、と私は不思議で不思議でしょうがなかった。 

 

 そういえば、美しい瑠璃色のオオルリも、派手なのはオスだけで、メスはブラウン系のボディに、くりくり目玉がかわいい「ナチュかわ」系だ。カモの仲間も、メスはほとんどナチュラルカラー。厳しい自然環境の中で安全に子育てするためには、なるべく目立たない地味な色が有利だから、と言われている。確かに、バードウォッチングをしていても、目にするのはオスの方が圧倒的に多い。でかい声で鳴いてるし・・・・。

 先日某セミナーや業界系と業界系の新聞コラムで、やっとそれらしい答えを見つけた。

1 ゲットすべき高額所得者の若い男性が激減していること。考えてみれば、Can Cam系の女子のピークは一昨年ぐらいまで。リーマンショック前は今から思えば結構景気がよくて、六本木ヒルズ系などのちょいバブル男性が結構いたのだ。今やそんな男性はレッドデータ希少種扱い。仮にいたとしても、社会的階層が固定化しつつある現在、ファッションぐらいでゲットできるチャンスがない。で、お金もかかるし、や〜めた、という説。

2 男子の草食化がすすみ、ブランドバッグやらなにやら、メス度高め、ファッション費高めな女子はドン引きされるらしいこと。考えてみれば、今この世の中に、バブル期のワンレン・ボディコンオンナがワープしてきたら、どんだけ恐ろしいことか。つまり、今のように景気が悪く、男子も穏やかに和を尊んで暮らしている時代には、ナチュかわ系の女子の方がもてる、というわけだ。つまりは、種の保存(でもないか?)

 うちの真ん前にある代々木公園では毎年アースデイのイベントが開かれる。コンサートや、トーク、マーケット。竹と布で作られた小さなお店が軒を連ね、渋谷や原宿に遊びに来た人たちがどっと押しかけ、オーガニック食品や、フェアトレード、手作りの雑貨などのショッピングを楽しむ。

 アースデイのイベントが日本で初めて開かれたのは確か1990年。その頃エコとか、ナチュラルはちょっと特殊な世界で、市民運動をやっている人や、インドで脳内革命を起こした人も多く、少し白い目で見られたころだ。当時メジャーな雑誌でエコについて原稿を書くと、広告代理店からさまざまなクレームがついたくらいだ。つまり、経済とエコロジーが完全に反目していたのだと思う。

 先の見えない不景気、そしていよいよ崖っぷちに立つ環境問題という時間の流れの中で、思いがけない形で脚光を浴びることになったエコロジー。こんな形からでも、みんなの心に深く根を下ろしてくれるといいな、と思う。

 私たちの仕事もデフレスパイラルに巻き込まれ、毎週のように某社が倒産しそうとか、重役がリストラされた、という話を聞く。自分自身の不安感のためか、攻撃的な人も多い。正社員と派遣や契約社員との不公平感から生まれる軋轢も一触即発な雰囲気。今日はほんの半日出かけている間に、電車の人身事故が3件もあった。 

 でも、考えてみれば、私が子供の頃の格差や貧しさは今と比較にならない。いつも穴のあいた靴を履き、給食費が払えず、中学までがやっと、という子供がクラスに何人かいた。今は貧しいとはいっても、「バブル期に比べれば」なのであって、むしろあの頃の無駄遣いの方がおかしかったようにも思う。

 「希望のなさ」は現在の方が深刻だと思うけど、「希望」そのものの方向性を変えなくてはいけない時期なのだと思う。

 そんな中で、リラックス系女子や、草食男子は救いだと思う。物欲に支配され、持ち物=アイデンティティだった私たちの世代より遙かにまっとうだ。「若者が車を買わない」っていうけど、困るのは誰なんだろう?

2009年1月12日月曜日

代々木公園の「中」と「外」

ジムに通う途中、久しぶりに代々木公園内の
ブルーテント村のそばを通ってみた。

このところ、撤去が進みかなり数が減っているのだが、
奥まった「一等地」にある数棟はまだ残っていた。

どのテントも相当凝っている。
単にブルーシートを掛けただけではなく
エントランスルームのようなスペースがあって、
靴箱などの収納や、自転車置き場などもある。

前庭もあって、テーブルと椅子、バーベキューコンロなども
あるではないか。

そこに、ミカンを5個ほどかかえた人が小走りにやってきて、
テーブルに置いた。なんだか楽しそうだ。

まだ若く、けっこう好青年。カジュアルな服装だが
こぎれいだ。このごろ、こういう若い住人が目立つ。

それから何が始まるのか、ものすごく気になったのだが
人の生活をのぞき見るようで失礼だからやめた。

個人の幸福度をきめる要素のうち、
「財産」「仕事」「夫婦」などの環境要素は50%にすぎず、
あとの50%は、先天的な要素や、本人の気の持ちようだそうだ。

この代々木公園ライフ、すぐ脇に広がる松濤の住宅地などと
スペックの比較をしたら惨めだけど、
ほんの100年前と比較したらそう悪くもない。

20代、30代はバブルを謳歌し、
今も1日10時間働いて、
さらに体力を保持するために
ジムに通って筋トレに精出す私。
道路一本隔てた、小さな仕事場に、
高い家賃を払い続ける私。


一生を通じて考えたとき、
どちらの幸福度が高いのか私にはよくわからない。










2009年1月8日木曜日


1月4日、念願の犬がやって来た。

黒のトイプードル。名前はノアちゃん。

無意識に自分のことを
「おかあさんですよ〜」と言ってしまっている私・・・・
あれあれ〜

おしっこ、ごはん、夜泣き。
息子を育てたときと、ほんとに同じ。
しばらくは育児に専念。お仕事はお休み、

な、わけはなく、

このコのためにがんばります。うーん




「ラグジュアリー」が終わった

昨日は、仕事の打ち合わせのために、
まだお正月気分の残る明治神宮の前を通り、目黒経由、白金まで出かけた。

毛皮を着た人がとても少ない!

さすがに明治神宮の前には、ウールコートの衿にファーをあしらった
女性を3人見かけたが、50代、60代、70代各1名。
あとは、圧倒的にダウンコートのフードのトリミングにあしらわれた
ラクーンファー(カタログでは中国狸)&フェイクファー。

昨年は世界中のラグジュアリーブランドが苦戦をし続けた。

私自身、この半年コピーの中で「ラグジュアリー」という言葉をあまり使わなくなっている。
代わりに使用頻度が上がっているのは「着回し」と「お得」。

エコロジーの波。
不況の波。
フェミニンからマニッシュへ、というファッション・トレンド変化の波。

この3つが絡み合いながら、
確実に街の風景を変えているように思う。